めがね その香りで満たされたい〜＃7b5544の恋をした私のはじめてをマスターにあげたい〜 |アンモライト
その香りで満たされたい〜＃7b5544の恋をした私のはじめてをマスターにあげたい〜|d_365108| ◇あらすじ本が好き。自分じゃない人の経験を追体験できるから。そして、それ以上にワクワクしたりドキドキしたり……色々な感情を本は味わわせてくれる。そんな私は、今日もお気に入りの喫茶店で小説を読んでいた。「お客様、こちら店からのサービスです。よろしければお飲みください」スッとテーブルにコーヒーが置かれる。鼻腔をふんわりとくすぐるコーヒーの香りと、落ち着くバリトンボイス。そしてテーブルに置いた小説の表紙を見て、マスターは、笑みを浮かべる。「その小説……私も好きなんですよ」そんな物腰丁寧なマスターと共通の趣味の私。そんなマスターに私が恋をするのに時間はかかりませんでした。
