
イッてイッてイきまくれ |トロトロン
イッてイッてイきまくれ|d_565170| 夜、LINE一通だけ。「今、空いてる?」会うたびに身体を重ねる、だけど名前すらちゃんと知らない。そんな関係が、気づけばもう何ヵ月も続いている。彼女はいつも感情を見せない。淡々と話し、淡々と脱ぎ、淡々と俺を抱く。でも――その無表情の奥にある、底なしの快楽欲求に、俺は完全に囚われていた。ラブホのベッドで。人気のない深夜の駐車場で。コインランドリーの裏で、誰も来ない時間を狙って。彼女の部屋のソファで。セックスに理由はいらない。「気持ちよくなりたい」だけが、2人をつなぐ言葉だった。「まだイけるでしょ? ……んふ、出し切るまで終わんないから」優しさじゃない。恋でもない。でも、気持ち良すぎて離れられない。愛よりも深い、性の共鳴がここにある。